★ 絶景かな!
所々展望が開け、気分を和ましてくれる。こうした眺めは本当に助かる。ホッとするんです。ヨシ!行くぞという気にさせてくれる。
前編(嵐山〜登り中間点) | 後編(登り中間点〜清滝まで)
★ 絶景かな!
所々展望が開け、気分を和ましてくれる。こうした眺めは本当に助かる。ホッとするんです。ヨシ!行くぞという気にさせてくれる。
★ 20/40
ここにも中間点があるゾ。どれが本当なんだろう?
★ 丸太の階段
傾斜も緩んでくる。このコース、本当に登り易い。前回の二上山(500m位)では、10分おきに休憩をとっていたが、今回はほとんど休むことなくスイスイ登ってる。二本のステックを用意してきたので、そのためかも。でも距離が長いナ!
★ カワラケ投げ
かっては和歌山や淡路島まで見渡せたそうだ。どれだけ空気が澄んでいたのか?。和歌山や淡路島めがけて投げていたんでしょうネ。
「カワラケ」って瓦の破片??
オオ!、また絶景が。どっちの方面だろう。
★ 30/40
やっと3/4まで、「水尾の別れ」は近いぞ。
★ 水尾への分岐路
11時55分、分岐道にたどり着く。下が今登ってきた道。左が柚子の里として知られる永尾方面から登って切る道。右上に続くのが頂上への方向。ここが合流点。うっそうとした木立の中で展望は良くない。
★ 分岐点の休憩所
この分岐点には休憩所がある。冷たいそよ風が心地よい、一休み。横になると寝てしまいそう。
★ ハナ売り場
また休憩所かナ?、かなり立派なそう。近づくくと「ハナ売り場」とか。
水尾の女達が毎日ここまで登って来て、愛宕山の神符「樒(しきみ)」を売っていた場所だそうです。参拝者達が火除け札としてお土産にしたそうな。
★ 石段
石段が現れた。神社に近くなったのか、また参道らしくなってきた。
★ 丸太の階段
今度は丸太の階段。杉木立の間を進む
★ 黒門
黒門。此処からが神社の境内になるのだろうか。
これはお寺の門で、ここから寺の境内になるらしい。神社なのに寺の境内とは、摩訶不思議?。
その由来は、次の説明を・・・。
★ 黒門の由来
神仏習合なんだ。日本は神さんと仏さんが並存した平和な国です
こんな道をしばらく進むと頂上だ。
★ 頂上かナ?
やっと平らな場所に着く。頂上らしい。
時は12時半。清滝の赤い鳥居をくぐってから2時間半少々。あまり疲れもなく、まだまだ余力は十分残っている。自分的には大満足!。二上山で自信を無くしたが、これでまた山へ登ろうという気が沸いてきた。
★ 40/40
やっと40/40に。”おつかれ様、帰り道も気をつけて!”。嵯峨消防団さん、ここまでお導きありがとう。
★ 休憩所とお手洗い
トイレは登山中ここしかない。
あとは急斜面上り(下り)雑木林に入るしか。
★ 愛宕神社
愛宕権現とも呼ばれる。和気清麻呂が王城鎮護のため781年に創建。
火伏せの神(防火、鎮火の神)として知られる全国約900社の愛宕神社の総本宮。ここの火除けのお札が京都では多くの家庭の台所に貼られているそうな。
千日詣で有名で、7月31日〜8月1日にかけの夜間の通夜祭に詣でると千日参詣したのと同じ御利益が授かると言われる。
神殿前で固く誓って祈願(何を・・・)
ここが愛宕山942mのテッペン。ぜんぜん見晴らし良くない。宮司さんに、「見晴らし良いとこありますか?」って尋ねたら、「階段降りて少し行ったら見えますよ」。期待しながら降りていく。
★ ベンチのある広場
本宮階段前のベンチのある広場。真昼時、皆ベンチ腰掛け昼ごはん食べている。
コンビニはないよナァ。持参したビスケットをかじって凌ぐ。嵐山まで我慢か。
★ 本宮へ登る石段
広場の側に神社本宮へ登る急な石段がある。ついでに参拝してこう.
両側に石灯籠の並び、階段総数は243段あった。これを楽々上がれたので、まだまだ体力は心配なさそう。
★ 石段を振り返ると
階段を振り返るとこんな感じ
★ 絶景
頂上の神社を下ること数分で見晴らしが開けてきた。ここが一番の絶景。遠くに湖らしきものが見える。琵琶湖かな?て考えたが比叡山があるので見えるはず無い。
(帰って、ガイド本みたら、どうも琵琶湖らしい。天気よければ、琵琶湖を隔てて伊吹山まで望めるそうな)
★ 下山開始
どの道行くのかよく分らなかったが、写真のように「右月輪寺道」の石柱が見える。これを信じて進む。
★ 杉木立からの遠眺
チラッと杉木立の間から遠くの眺めが見える。
★ 分岐道
分岐道に出会う。肝心の道標に注意の板が覆いかぶさり、ハッキリと分らない。「月輪寺を」の文字だけを信じて、そちらの道を選ぶ。
★ 絶景
嵐山方向を眺めると、広沢の池や桂川が見える。
あそこからよく歩いてきたもんだ。歩数計を出してみると2万歩位で、それほどでもないか。
★ ゴロゴロ石
下山始めにはこんな大石がゴロゴロしている
★ 降り道1
まだ平坦な下り道。ところ所に急な坂もあるが、これなら清滝までは楽チンか・・・。
★ 降り道2
登りは「参道」っていうイメージだったが、この下りは普通の山道。登り道のような道案内の標識も無ければ、休憩小屋も無い。見晴らしも良くなく、黙々と雑木林の中を進んで行くだけ。しかし歩いても歩いても目標の月輪寺が見えてこない。
★ 月輪寺(つきのわでら)
午後2時、やっとたどり着いた月輪寺(つきのわでら)は異様な様子。今年七月の豪雨で大きな被害にあったらしい。空也上人が中興の祖といわれ、法然上人も修業したともいわれる歴史ある寺なのに。
「月輪寺の縁起」を見る
「被災状況」を見る
★ 紅葉
この季節、周辺は紅葉が美しい。空気もおいしい。
★ 降り道
最初はこうした平坦な山道だが、この後が大変だった。
★ 急坂
ここら辺りから急な険しい道が続く。沢の音が聞こえてくるので、滝が近いのかも。
★ 急な段差
転石や露石が混じった急坂を注意しなが下りていく。スティックで身体を支えながら段差を降りるのだが、それでも膝にくる。
登山靴は二上山の舗装路で懲りたので、今回はウォーキングシューズにした。ここまではウォーキングシューズで十分だったが、この下山道には登山靴のほうが良かったのかもしれない。両方用意すれば良いのだろうが、そうもゆかない。次の登山はどっちにするか悩むナ・・・
★ 空也の滝入り口
午後2時50分、月輪寺から50分ほどで「空也の滝入り口」に着く。「空也の出会」とも呼ばれる。右上方向へ10分ほど登ると滝があるそうな。
写真のご夫婦は登っていったが、俺はそこまで元気が無いので止めにした。膝が嫌がっている。
ここが愛宕山「月輪寺コース」の登り口でもある。しかしこの道を登るのは厳しいと思う。狭い、段差がきつい、案内も無ければ休憩所も無い。参道コースを選んでよかった・・・
★ 平坦な舗装道
此処からは杉木立の間を、平坦な舗装道を進む。目指すは出発地だった清滝。
★ せせらぎの音
道の左下には堂尻川の清流が流れる(清滝川?、堂尻川?)。せせらぎの音を聞きながら歩く。山間の静かな散歩道といった雰囲気。この舗装道は登山靴ではこたえるだろうナ。
★ 道案内
清滝まで0.7kmの道案内、もう直ぐだ。「東海自然歩道」に指定されたハイキングコース。
この辺で堂尻川と清滝川が合流し、川幅も広くなる。
★ 錦雲渓
清滝から高尾までを「錦雲渓」と呼び、この近辺は紅葉の名所。まだ少し早いのかナ。
★ 登り口
参道ルートの登り口にやっと帰ってきた。午後3時30分。
★ 清滝着
清々しい清滝ともお別れ。帰りも歩き、途中二尊院の紅葉を鑑賞したいと思っていた。時間は十分あるのだが、足が嫌がっている。それとあのトンネルが・・・。
10分ほど待つとバスが着く。平日だが満席。愛宕山ではそれほど人はいなかったが、高尾方面からの人達だろうか。中高年の人ばっかり(俺もだ。。。)。運転手さんが云うには「阪急嵐山駅まで、普通なら20分ほどで行くが、渡月橋あたりが混んでいるので1時間は・・・」。何時間かかろうが、これしか方法は無い、タクシーも見当たらない。30分ちょっとで駅に着いた。バス代200円。
ありがとう愛宕山!
[ 前編(嵐山〜愛宕山中腹まで)へ ] 2012/11/23 記