
パソコンを使う上でファイル操作は必須.。Webページを作成するにもファイル指定が必要になる。他のページにリンクを貼ったり、画像ファイルを指定し埋め込んだりするように。このようにパス(path)とはコンピュータでファイルの場所を指定する表記法のこと。パスを記述した文字列をパス名といいます。
かってWindowsOSが無かった頃(懐かしきNEC・PC98のMS-DOSの時代)、パソコンを買うとまず最初にファイルのパスとかコマンドとかを知らなければならなかった。マニュアルの最初に、まずこのパスの説明が出てくるんです。このパスの知識がないとファイルが扱えない、即ちパソコンが使えない、ということになる。なのでディレクトリ(今のフォルダのこと)とか、ルートディレクトリ、カレントディレクトリ、サブディレクトリとか懸命に学習したものです。
今はユーザーインタフェースが大きく変わり、そんな知識が無くてもグラフィカルにマウスで操作するだけですんでしまう。だからパソコンを買うと、すぐにインターネットだ、メールだ、写真編集だとかに入っていく。フォルダやファイル操作の学習はしないか、後回しになる(そしてトラブル・・・)。パスなどパスしてもコンピュータは使える時代に・・・。
現在ではホームページ作成時にパスの知識が関わってくる。しかしホームページ・ビルダーなどの製作ツールは優秀で、パスの知識など無くてもページが作れる。裏で相対パスの自動取得、パスの自動変換などやってくれるからです。便利です。しかし、ソースを直接書き込んだり、手書きでパスを修正したりすることも多いので、知識として身に着けておけば何かと役立つ。
2010/12/25