椿(岩根絞り) 】

      ポトリポトリと春が去る (2009/5/6)


年初に買った椿の鉢が、三月に十個位の蕾を芽吹かせた。日々膨らんでいき半開き状まで成長すると、一個二個と落っこちていく。重みに耐えらず付け根からちぎれ落ちてしまうようだ。ポロリと落ちた花姿を見ると,春だというのに侘しさを感じます。結局残ったのは三つだけでした。花ごと花首からポトリと落ちるのが椿の特徴らしい。

日本を代表する花木は桜ですが,椿のほうに日本的なものを感じます。幼い頃を過ごした田舎には桜はなく、椿やつつじの花が身近でした。そういうこともあってか椿のほうに愛着を感じます。艶のある濃緑の葉と真っ赤な花色がマッチし,日本的な落ち着きを感じさせてくれます。

多くの園芸品種があるようで、ココには沢山の種類の椿が写真で紹介されています。私のは「岩根絞り(いわねしぼり)」と名札が付いていました。半八重咲きで、赤地に白色の絞り模様が入るのが特徴らしい。「花に白い斑が入る園芸品種は、すべてウイルスに感染しています」なんて書いてるブログもあるが・・・ホンマかな?