【  鉄砲百合 】

      これぞニッポンの美 (2008/6/19)

四月に十センチ位のを購入。その後グイグイと垂直に伸びていく。五月半ば頃には六十センチ位まで伸び、その茎の先端に六個のつぼみが芽生えてきた。でも三個は腐り、成長したのは半分だけ。そのつぼみも日々、横水平に大きく伸びていく。重さに耐えられるのか、ベランダの横風に耐えられるのか、と心配したが・・・。
大きくふっくらとしたつぼみがなかなか開いてくれなかった。曇り空がおおかったせいだろうか。六月十日頃やっと開いて、その晴れ姿を見せてくれた時には感動しました。りりしく純白のその美しさには魅了されます。花言葉も「純潔」。やっぱり桜とともに日本を代表する花なのだナァ、と実感します。育ててみて「立てば芍薬・・・歩く姿はユリの花」っていうのがやっとイメージできました。あちらでは「ホワイト・トランペット・リリー」とも呼ばれるとか。イメージそのものですネ。垂直に真っ直ぐ立った形状から「鉄砲」という名が付いたのかなと思ってたが、どうやら原産地が沖縄・奄美諸島なので、そこからきているようです。
しかし開花後一週間くらいで花が萎れてきた。花期が短いのでしょうか?。やはり美しいものは短命なのかナ・・・。純白・純潔の十代からいっきにオバンに、って感じ。さて花が終わった後どうするか?。先日NHK「趣味の園芸」で球根をどうのこうのと言ってたが・・・。ほっとけば又自然に咲いてくる、というブログもあるし。キリッと艶やかな葉はそれだけでも鑑賞できるので、観葉植物としてそのまま置いときます。