【 ルコウ草 】

      共生?同棲?、どーせえ! (2009/10/19)

「ルコウソウ」は日本名のようで,「縷紅草(留紅草?)」と書くようです。縷(細い糸の意)のような葉と紅い花を表しているようです。ヒルガオ科ということは朝顔・夕顔と同類で,同じようにツタを伸ばして成長いく。ムカデのような葉をつけた蔓がやたら成長しグイグイ伸びる。やがて傍らに植えていた時計草に絡まり覆い尽くしていきました。ルコウ草と時計草とが互いにヒゲを伸ばし絡みつき、くんずほぐれつしあいながら成長していく。
二人の仲を引き裂くのもナンなので、そのまま放置。もうどうしょうもないくらい絡まりあってしまいました。フタリの仲は私の手に負えなくなり、もう好きなようにセー、って感じ。
元気をもらったのか時計草もよく花をつけるようになった。

ルコウソウも紅いラッパ状の小花を点々と咲かす。こういう楚々とした小花が好きです。
しかし両花とも一日花で,夕方近くには閉じ,ただれた醜い姿を互いに晒します。薄暮とともに哀れを感じさせてくれます。
この花らしい花言葉は「おせっかい・多忙・元気・でしゃばり・世話好き、私は忙しい」。雰囲気でてます。