【 ネメシア 】

      ピンクのおちょぼ口 (2009/1/4)

多年草と書いてあったので「宿根ネメシア」だと思う。薄ピンク色の小さい花を五個ほど付けた茎が横へ這うように広がっていく。園芸本に「花は二唇形」とある。なるほど、よく観察すればそのように見える。そして上下の”唇”を軽く引っ張って開くと、口を開けた状態になりノドボトケまで見える!?。”ネメシア”とはギリシャ語で金魚草のことだそうな。確かに金魚草によく似ている。金魚草に比べ、こちらはお上品そうなおちょぼ口。
手に入れた十一月から次から次へと咲き続け、飽きさせない。病害虫の心配も少なく、雑草のように強く、耐寒性もありマイナス五度位まで大丈夫みたい。秋から初夏まで長い間花を楽しむことができるそうな。華やかさの少ない冬場には貴重な花かも。花言葉は「恋の予感、包容力、過去の思い出」