オダマキ

      恋の操り糸・・・ (2009/5/11)

ヒョンな理由から「オダマキ」という名前に惹かれて買ってしまった。古典芸能にはオダマキ(苧環)というのがよくでてくるんです。”苧”は麻糸のことで、「苧環」とは紡いだ糸を巻き取る道具。この花の形がその糸を繰る道具によく似ていることから「オダマキ」となったようです。
別名も「糸繰草(イトクリソウ)」。花そのものの形より、花弁が散った後に残った付け根の部分(「距(きょ)」とか呼ぶそうです)が似ているんじゃないかと思うんだが。この清楚で山野草風な姿を見ていると、愛だ、恋だ、嫉妬だ・・・なんて無縁な様子ですが・・・。それなのに花言葉は人間クサイ「努力の勝利、断固として勝つ、別れた恋人、捨てられた恋人」

オダマキの原産地は二つあるようです。はて?、ウチのは日本産(ミヤマオダマキ)?西洋オダマキ?、どっちなんだ?。青紫で質素な姿は和風らしいく見えるが・・・。またネットで見かけるのは、横向きか俯いているのが多いが、ウチのは上を向いている、なんでヤ?