アクイレギア(西洋オダマキ)

      糸巻きに 似てるよりかは 鷲の爪 (2010/5/22)

二月に手に入れた西洋オダマキが花開いてきた。赤紫色の異様な形をした花です。中に見える黄色のオシベは綺麗です。和製オダマキ(ミヤマオダマキ、ブログ参照)はその名前のとおり「苧環(糸巻き)」に似てなくもない。青紫色で清楚な姿は日本的な「苧環」を想像させる。しかしこの鮮やかで派手な西洋モノは全く似ていない。
後ろに長く飛び出た尻尾状のものが目立つ。これは「距」という部分だそうな。正式名「アクイレギア」はラテン語のaquila(鷲)に由来し、この距が鷲の爪に似ていることからきているようです。これならナルホドと納得できます。覚えにくいが「アクイレギア」と呼ぶべきか。

あの「トリカブト」と同じ仲間で、汁液に触れるとかぶれることがあるそうな。そういえば最近、やけに肌が痒いようナ・・・(-_-;)